・翌月にまとめてお支払い可能
・手数料無料(口座振替の場合)
・アプリでご利用金額を確認できて安心
¥1,650 税込
残り1点
なら 手数料無料の 翌月払いでOK
※この商品は、最短で5月1日(木)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
別途送料がかかります。送料を確認する
¥6,600以上のご注文で国内送料が無料になります。
ある日、デパートで開かれていた美術展を見に行った男「A」は、ひとつの人物画に「許すべからざる程の醜悪」を見る。残りの絵に興味を失い、便所へ行き手を洗っていると、目の前の鏡には、今しがた彼が逃れてきた肖像、あの砂のような皮膚をした男の顔が映っていた。
「A」は、自分の顔を取り戻す旅へと出る……。
思想史家の渡辺京二さんが、20代の頃書いた小説『顔』。自身三作目にして最後の小説です。この『顔』を、新しい顔でリトルプレス。貴重な一冊となりました。キーワードは、なんとマスク。私たちは穏やかな日常に無事帰還できるのか?渡辺京二 若き日の小説が、出口の見えないコロナ禍を彷彿とさせます!
■著者 渡辺京二
■新書判全P228P 2022年2月22日発行
■発行・編集 橙書店
■ブックデザイン 大畑広告準備室
著者プロフィール
渡辺京二(わたなべ・きょうじ)
1930年京都生まれ。大連第一中学校、旧制第五高等学校文科を経て、法政大学社会学部卒業。日本近代史家。河合文化教育研究所主任研究員。熊本市在住。主な著書に『北一輝』(毎日出版文化賞受賞)、『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞受賞)、『黒船前夜』(大佛次郎賞受賞)、『もうひとつのこの世』『死民と日常』『父母の記』『日本詩歌思出草』『バテレンの世紀』(読売文学賞受賞)、『さらば、政治よ』『原発とジャングル』など多数がある。
レビュー
(7)
送料・配送方法について
お支払い方法について
¥1,650 税込